革財布を贈るのにあわせて伝えたい「お手入れ方法」Q&A
革財布をプレゼントで贈るなら、もちろん長く大事に使い続けてほしいと思いますよね。それなら、あわせて革のお手入れ方法も伝えてあげると受け取った男性からも大変喜んでもらえますよ。
革財布を使うにあたって感じる疑問や不安、悩みなどを交えながら、お手入れ方法をご紹介します。
革財布のお手入れ方法Q&A

革についた白い粉のようなものは、加工で使われたロウや油脂によるもので「ブルーム」と呼ばれています。
乾いた布でふき取ることもできますが、使い続けることで粉が馴染んでいきツヤが生まれてくる変化が楽しめるので、ぜひそのまま使うことをオススメします。
毎日使う革財布なら、型崩れを防ぐことを意識しましょう。
レシートや余計な紙を詰め込んだままにしたり、お尻のポケットに入れたままにするのは避けた方が良いですね。
また、革は水や乾燥に弱い性質があるので、水分や熱から守ってあげるのを忘れないようにしましょう。
やはり革は毎日お手入れをして愛情を注いであげるのが楽しみの1つ。
慣れるまでは面倒に感じるかもしれませんが、日々のケアは乾いた布でふき取る程度の「ブラッシング」で充分です。
乾拭きはゴシゴシと擦らず、優しくなでる程度にしておきましょう。
濡れてしまった場合のお手入れは、毎日のケアと違って色ムラを発生させてしまう可能性があります。
速やかに乾いた布でふき取って陰干ししてあげましょう。
ですが、いくら速乾といってもドライヤーの熱をあててしまうと、今度は乾燥のダメージを受けてしまうのでいけません。

革の種類によって固さや柔らかさが特徴になってくることもありますが、基本的には使い続けていくことでだんだんと柔らかくなってきます。
これは、革自体が持っている油と人の手についた油脂が革の「なめし」になってくれるためです。
そのため、毎日積極的に革財布を使ってあげることが、柔らかくなるための近道と言えますね。
特にブランドの革財布の場合は、革にうっすらとゼブラのような模様が入っていることもあります。これは動物の血管の跡や、生まれながらの特徴をデザインとして活用しているのです。
そのため、時間が経っても薄まることはなく天然皮革ならではの特徴となっています。

革財布の種類によっては新品の場合、やや油分が少ない状態のことが多いのでケアに慣れる意味を込めて2週間ごとにクリームを使ってあげると良いでしょう。
革財布を使い続けることで馴染んでくるので、時間が経てば月に1度程度や乾燥が気になるときで充分です。
特にブライドルレザーはクリームを塗りすぎると、ひび割れを引き起こしてしまう可能性があるので「適量」と「乾拭き」を忘れないようにしましょう。