革製品のブランドが持つ魅力「上質な素材」「優れた加工技術」

革製品も数多くのブランドが展開されていますが、その中からどんなことを意識してブランドアイテムを選んでいきますか?

ブランドは名前だけがステータスではありません。

革製品をブランドで選ぶときのポイントや、ブランドが持つ強みや魅力をまとめました

。革の素材や特徴に詳しい人はもちろん、あまり革に知識がないからブランドに頼りたいと思う人もご覧ください。

革製品のブランドについて~ブランドの選び方~

贈り物に高価な革製品を考えているなら、長く大切に使い続けてほしいものです。だからこそ、ブランド物の革製品を選ぶ人も多いのではないでしょうか?

革製品のブランドといえば、海外の有名なハイブランドの名前がパッと頭に思い浮かぶかもしれませんが、少し視野を広げて見ると実に数多くのブランドが存在しています。

選択肢が広がると、何をポイントにして選んでいけば良いのか難しく感じますが、やはり名前だけにこだわらず「上質な革の素材」「優れた加工技術」そして「腕のある職人による製法」という、革製品の魅力を最大限活かしたアイテムを作るブランドが大切になってきます。

せっかくの高級素材の革であっても、すぐに破けてしまったりほつれてしまってはもったいないですし、フォーマルな印象も崩れてしまいます。

優れた革と加工、製法の3つが揃ったブランドこそ、本当に長い付き合いができる高級な革製品を用意してくれます。

上質な革の素材とは

上質な革の素材といえば、最も有名なのは革の王様と称される「コードバン」です。

馬革の中でも、お尻の一部分だけを指すコードバンは大変希少価値が高いものと言われています。

傷が付きにくくてしなやかな触り心地、そして使い続けることで美しいツヤに独特の風合いが加わってきます。有名ブランドでは長く愛用できる素材として取り扱われています。

一方、牛革と言えば「ブライドルレザー」が有名な高級素材。頑丈な素材である牛革に時間と手間をかけてロウを施していった革の素材。

こちらも滑らかな触り心地ですが、コードバンとは違い使い始めはブルームと呼ばれる白い粉が付着しているのが特徴的。

使い続けることでゆっくりと革と混ざり合いツヤを放ってきます。

様々な種類の革素材から、高品質なものを用意できるのはブランドが持つ力でもあります。

写真は、左がツヤのある「コードバン」右がブルームの付いた「ブライドルレザー」です。

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優れた加工技術とは

革製品の加工技術といえばなめしやブラッシングが有名ですが、生後半年以内の仔牛の革である「カーフ」を例にすると、革の状態は柔らかく触り心地が良いもののデリケートなのが難点の1つ。

それをカバーするためクロムやタンニンといったなめしの加工技術を施すことで、強さと丈夫さを手に入れた「ボックスカーフ」に仕上がります。

更に、あえて革の表面をサンドペーパーで起毛させる「ナポレオンカーフ」と言われる加工もあります。

こちらは油をたっぷりと染み込ませているので、丈夫さと見た目の美しさが特徴的。ボックスカーフとは同じ素材でもまったく違う表情となっています。

同じカーフでも表情を変えるのは、ブランドが持つ優れた加工技術によるものです。

写真は、左が「ボックスカーフ」右が起毛させた「ナポレオンカーフ」です。

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腕のある職人による製法とは

そして、なんといっても革製品のブランドで見逃せないのは、腕のある職人によって仕上げられた製法です。

革製品には必ず縫い合わせや裁断が求められるため、1つのアイテムを仕上げるのに、同じ厚みの革を縫い続けるということはありません。

機械では柔軟に対応することが難しい革の厚みや質感、張力を見極めた製法は、手作業の技術だからこそと言えます。

もちろん機械とは違い、人が1つ1つ仕上げていく革製品は時間も手間もかかってしまい、決して安価な物ではありません。

そのぶん革への愛情が込められているため、長く丈夫に使い続けることができるのです。

プレゼントを贈る人だけではなく、作り上げる職人も同じ思いを込めて仕上げた革製品なら、大切な贈り物にピッタリと言えますね。

また、手仕上げの革製品を展開しているブランドでは、修理も依頼することができるので、万が一のときにも頼れる存在となってくれます。

写真は、革製品を製法中の職人さん画像です。

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