牛革の財布は奥が深い!ブランドが教えてくれる選び方

牛革の財布は、革製品を取り扱うブランドなら「主力アイテム」と言っても過言ではありません。

男性が選ぶ革財布の中でも、牛革は年代問わず人気の素材となっています。

革が持つ頑丈さやエイジングの魅力に加えて、加工方法で表情をガラリと変えるのが特徴の1つ。

そんな牛革の財布について、革製品の有名ブランドから魅力や特徴を学んでいきましょう。

贈り物や革財布の選び方の参考にお役立てください。

「牛革の財布」と言っても実は種類が豊富?

実は「牛革の財布」というのは、数多くの種類に分かれています。

それは、生まれたての子牛から中牛、成牛など成長過程によって革の名称が分かれていたり、肩や腹、脚など部位によっても細かく牛革の特徴が変わってくるのです。

そして、最も革の表情を変えるのに影響力が大きいのが革の加工方法です。

皮から革へ変化させていくなめしの作業もタンニンやクロムといった種類があり、ロウやオイルなどで磨き上げることで革のツヤも違います。

有名ブランドが展開する「牛革の財布」の種類と特徴

例えば、革専門店の有名ブランド「COCOMEISTER」から牛革で作られた財布を取り上げてみると、牛革をロウで漬け込んで磨き上げていく「ブライドルレザー」は、強度を高める加工方法ですが、ブルームと言われる白い粉のようなロウが浮き出てくるのが特徴的。

このブルームを馴染ませていくことでツヤが生まれ、長く使う楽しみにもなっています。

写真は、ブルームが特徴の「ブライドルレザー」です。

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一方、バケット製法とも呼ばれるたっぷりのオイルを牛革に染み込ませた「マットーネ」は、新品ですとマットな触り心地なのが特徴です。

ですが使い続けることにより染み込ませたオイルがじっくりと馴染んで独特の光沢を放ちます。エイジングを存分に楽しめる革となっています。

写真は、マットな印象がある新品状態の「マットーネ」です。

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続いて、まったく違う表情を魅せるのが「ナポレオンカーフ」です。

こちらは牛革をサンドペーパーで擦り起毛させてからオイルを染み込ませているので、手に吸いつくような独特な触り心地が特徴的です。また、たっぷりのオイルによりエイジングによる光沢だけでなく色の変化も楽しむことができます。

写真は、ベロアのような見た目になっている新品状態の「ナポレオンカーフ」です。

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このように、同じ「牛革の財布」といってもその表情は驚くほど違います。

革製品の有名ブランドだからこそできる加工方法は、財布選びの見逃せないポイントになってきますね。

牛革の財布について~値段の相場~

牛革の財布も種類が数多くありますが、そうなると値段の相場も気になるのではないでしょうか。

基本的には加工方法は違っていても同じ牛革なので、どの種類であっても二つ折り財布は20,000円~30,000円程度。

また、革の使用面積が大きくなる長財布は25,000円~35,000円程度となっています。

中には、数千円~10,000円程度の「激安牛革財布」が販売されているお店もありますが、有名ブランドが手掛ける加工方法はその見た目の美しさだけではありません。

長く使い続けるために、耐久性を高めたり小傷を防止したりする意味も込められているので、ぜひ品質と相場を意識した「牛革の財布」を選ぶことをオススメします。

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