革靴のお手入れは簡単な5ステップでグッと長持ち!

革靴はビジネスシーンのスーツに合わせるため、男性なら1足は持っているマストアイテムですね。
「オシャレの基本は足元から」「靴を見ればその人がわかる」なんて言葉もあるように、特に革靴はしっかりとお手入れしてあげるのが大切です。
ビジネスシーンで恥ずかしくないだけでなく、グッと革靴を長持ちさせる効果もある革靴のお手入れ方法を5ステップにまとめました。
ビジネス向け革靴のお手入れ方法~準備~

ビジネス向け革靴は一般的に「スムースレザー」と呼ばれる革素材が多く使われています。
磨き上げることでツヤを放つのが特徴的。このツヤをキープさせながら、革の栄養補給や保護をしていきダメージを防ぐのがお手入れの目的となってきます。
- 革靴用のブラシ
- 柔らかい布
- 革靴用クリーナー
- 革靴用クリーム
- 革用防水スプレー
まずは、革靴についた泥やホコリといった汚れを丁寧に落としてあげます。
次のステップでケアを施していくのに汚れが残ったままだと、小傷を与えてしまったり保護効果を弱めてしまったりする恐れがあります。
革靴用のクリーナーとブラシや布を使ってしっかり汚れを落としていくのがポイントです。
汚れを落としたら革靴用のクリームで革ケアを行います。革靴全体にまんべんなくクリームを塗り、柔らかい布で均一に伸ばしていきましょう。
革は人の肌と同じように乾燥を防いで潤いを与えることで保護機能が高まっていきます。
とは言え人と違うのは、その潤いが水分ではなくオイルやクリームのみということです。
適度な潤いは、ひび割れや小傷も防ぐことができるのでムラなく塗るのがポイントです。
革靴用のクリームは、磨き上げることでツヤを放ってくれます。
乾いた布で革靴を擦りツヤツヤになるまで磨きましょう。ちなみにクリーナーではどんなに磨いてもマットなままなので、必ずクリ―ムを使って磨いていきツヤを出しましょう。
もし出かける前にサッと磨きたい時ならワックスも便利ですね。
そしてツヤを出した後は、革を保護するバリア強化を高めるために防水スプレーを吹き付けましょう。
革に水は大敵という言葉もありますが、雨に降られるとどうしても革靴は濡れてしまいます。
少しでも革への浸水を防ぐために防水スプレーを活用しましょう。
また、防水スプレーは水滴だけでなくホコリや汚れを付きにくくする効果もあるので、季節を問わず吹き付けるのがオススメです。
最後にきちんと保管して革靴のお手入れは完了です。
あればシューキーパーをセットして型崩れを防いで保管しましょう。また下駄箱は、湿度が高いと革へのダメージとなってしまうので「除湿剤」も一緒に置いてあげるのが効果的です。
普段の生活でも脱いだ革靴はすぐに下駄箱にしまわず、汗による水分を飛ばしてからしまうのもオススメです。
特殊加工された革素材なら専用のアイテムを使いましょう!

以上、スムース素材の革靴お手入れ方法を5ステップでご紹介しました。
起毛させたベロアやスエード素材はもちろんですが、コーティングといった特殊加工を施してある革靴の場合はお手入れ方法も変化してきます。
そのため、革靴の専用アイテムが展開されているようならそちらを使うようにしましょう。